1年4ヶ月間、2016年1月11日号から2017年4月24日・5月1日号まで計64回にわたって不動産業界紙「週刊住宅」に連載された「民泊革命」。掲載用に編集前の元原稿を民泊大学ウェブサイトで復刻し、過去に取り上げた事実が現在どうなっているか、著者のコメントを合わせて掲載します。
過去の連載で民泊に関連して様々な事業が立ち上がっているという話に触れたが、そうした事業主体が出展者となる「民泊EXPOプレミアム2016」が6月12日渋谷のFORUM8で行われた。主催は、民泊事業者情報サイトTOMARUYOで、「ここにくれば民泊のすべてがわかる」がコンセプト。今回は、その様子をお伝えする。
会場に700人が殺到、急きょトーク会場を移動
18事業者が出展し、ブースで来場者に対応する一方、10時30分より16時50分まで6本のセミナーやトークセッション等を企画。会場には、朝から行列ができ受付を通り抜けるまで30分近くかかるなど、主催者の予想を上回る盛況。500人近くの予約があったが、当日受付の来場者もいて、関係者含め700人程度の来場があった。
午前中セミナースペースに立ち見の聴衆が多くなり、後ろの方では講師の話が聞こえず、一部ブースの前に人が溢れる状況に。そこで、主催者側は別フロアに会場を確保。午後からは、別フロアでセミナーやトークセッションを開催する形となった。
データに基づいた民泊の現状、スタートアップの仕方、規制緩和と許可取得についてセミナーがあった後、中国系仲介サイト「自在客」の張CEOのスペシャル・トーク、その後は代行会社やスマートキーの会社などによるグループトークなどが展開された。