【復刻・民泊革命(第31回)】 全国各地の民泊データランキング

平均稼働率のランキングは?

 稼働率のランキングを見てみると、今度は東京、北海道、沖縄の順になる。その後は4位に福岡、同率5位に大阪と京都。ここまでは、掲載件数のベストテンにも入る安定したメンバーである。

 ただ、7位に香川、8位に広島が入って健闘している。広島の厳島神社は外国人観光客のランキングでは上位に入って理解できるが、7位に香川県が入っているのは瀬戸内芸術祭などの影響があるのだろうか。

1 東京都  65%

 2 北海道  63%

 3 沖縄県  62%

 4 福岡県  59%

 5 大阪府  58%

 5 京都府  58%

 7 香川県  56%

 8 広島県  54%

 9 愛知県  53%

 9 神奈川県 53%


月当たりの平均売上ランキングは?

 1物件が1ヶ月にどの程度の売上を上げるか、そのランキングを見ると、掲載件数や稼働率とは、異なる県が上位に顔を出す。

 1位から3位までの静岡、長野、群馬、7位の山形、9位の山梨などは、これまでのランキングには顔を出していない県だ。旅館がAirbnbを利用している場合もあるので、件数の少ない県については、一部の掲載物件が単価を押し上げている可能性がある。鵜呑みにはできないものの、売上だけ見てみると、地方も捨てたものではない。

 逆に、1泊当たりの単価は、どこへ行ってもそこまで変わらないので、家賃が安い方が利益率が大きくなるという話もある。今後は、地方の民泊にも注目が必要だろう。

1 静岡県 221,846円

2 長野県 221,323円

3 群馬県 217,729円

4 沖縄県 207,464円

5 北海道 206,199円

6 東京都 187,415円

7 山形県 176,040円

8 京都府 174,191円

9 山梨県 169,468円

10 福岡県 151,778円

 

 

<筆者プロフィール> 児山秀幸(こやま・ひでゆき) 合法民泊やホステル・ゲストハウスなど簡易宿所の立ち上げや運営支援を手掛ける株式会社TAROコーポレーション代表取締役。旅館業法における「簡易宿所」の営業許可を取得した「タローズハウス鎌倉小町」を運営。Facebookグループ「簡易宿所・民泊ビジネス研究会」の管理人。Airbnbや民泊新法、旅館業法、特区民泊、東南アジア民泊、医療インバウンドなどに関するセミナー・コンサルティングも。

<前回号である第30回記事> 

【復刻・民泊革命(第30回)】若い世代が民泊を通じて起業意欲を高める