【復刻・民泊革命(第32回)】 民泊の視点をホテル運営に取り入れる

民泊は宿泊施設の最高峰という意見も

 海外各地のAirbnbを体験したBさんに以前話を伺ったところ「民泊は旅行の最高峰です」と聞いた。一般には、民泊は安いだけというイメージがあるが、逆に最高峰とはどういうことか。

 Bさんいわく「初めて民泊を使った時、飛行機がトラブルにより夜中の3時に到着することになった。これは空港で一泊するしかないかと覚悟していたところ、ホストの方が自宅から数時間車を運転して、空港まで迎えに来て待っていてくれた。これが自分の最初の民泊体験だった。」それだけのもてなしは、なかなかないだろうが、Bさんによると「自分の泊まった街で何十年も住んでうまいと思う店を推薦してもらうが、地元の人しか知らない店も多く、それは民泊に泊まらないと体験できない」とのことだ。

 現在民泊関係者が、ホテルや旅館、簡易宿所の経営に携わることが多くなっている。その感覚が宿泊施設のサービスを変えることになるかもしれない。

<筆者プロフィール> 児山秀幸(こやま・ひでゆき) 合法民泊やホステル・ゲストハウスなど簡易宿所の立ち上げや運営支援を手掛ける株式会社TAROコーポレーション代表取締役。旅館業法における「簡易宿所」の営業許可を取得した「タローズハウス鎌倉小町」を運営。Facebookグループ「簡易宿所・民泊ビジネス研究会」の管理人。Airbnbや民泊新法、旅館業法、特区民泊、東南アジア民泊、医療インバウンドなどに関するセミナー・コンサルティングも。

<前回号である第31回記事> 

【復刻・民泊革命(第31回)】 全国各地の民泊データランキング