【復刻・民泊革命(第37回)】 無許可民泊の通報サービスは?

民泊全てに反対というわけではない

 中込社長は、無許可の民泊、全てに反対しているわけではない。無責任な形で運営し、周辺住民にゴミや騒音、夜中に呼び鈴を押される等の迷惑をかける民泊をやめさせたいそうだ。実は、サンフランシスコでホームステイしていた時期もあるので、民泊の良さも知っている。現状は、国もホストもどちらも改善する必要があると言う。

 周辺の迷惑になっている民泊は取り締まらないといけないが、ボランティアでは限界があるし、何でも取り締まれば良いのではない。取り締まる対象を選別し、運営を支える一定の仕組みを考える必要があるだろう。今回の厚労省の入札がその仕組みづくりへの第一歩になるのか、注視したい。

<筆者プロフィール> 児山秀幸(こやま・ひでゆき) 合法民泊やホステル・ゲストハウスなど簡易宿所の立ち上げや運営支援を手掛ける株式会社TAROコーポレーション代表取締役。旅館業法における「簡易宿所」の営業許可を取得した「タローズハウス鎌倉小町」を運営。Facebookグループ「簡易宿所・民泊ビジネス研究会」の管理人。Airbnbや民泊新法、旅館業法、特区民泊、東南アジア民泊、医療インバウンドなどに関するセミナー・コンサルティングも。

<前回号である第36回記事> 

【復刻・民泊革命(第36回)】 代行会社を使った転貸型民泊は厳しい?