【復刻・民泊革命(第38回)】苦情のない民泊運営

他に気をつけていることは?

そーたろー氏は、この2つが大事と言いつつ、他にも心がけている点がある。

1つは、部屋を借りる時に両隣などに挨拶していること。民泊をするとは話していないが、近隣に手土産を渡してコミュニケーションを取っておく。何かあった時に、直接話してもらえるようにしている。

もう1つは、パスポートの写メなどの個人情報をもらい、確実に本人を確定できるようにしておくことだ。何かトラブルがあった時に、ゲストに対しても抑止力になる。嫌がるゲストもいるが、頑張ってもらっているそうだ。

 このように、民泊ホストの中でも、一生懸命取り組もうとする人は、近隣に迷惑をかけないよう、必死に努力している。だが、外国人が出入りしているだけでクレームを出されるのはお手上げである。先日も南海電車で「外国人が多く迷惑をかけている」と放送があったが、これからの観光立国化を考えると、我々のこういう意識だけは変える必要があるのではないだろうか。

<筆者プロフィール> 児山秀幸(こやま・ひでゆき) 合法民泊やホステル・ゲストハウスなど簡易宿所の立ち上げや運営支援を手掛ける株式会社TAROコーポレーション代表取締役。旅館業法における「簡易宿所」の営業許可を取得した「タローズハウス鎌倉小町」を運営。Facebookグループ「簡易宿所・民泊ビジネス研究会」の管理人。Airbnbや民泊新法、旅館業法、特区民泊、東南アジア民泊、医療インバウンドなどに関するセミナー・コンサルティングも。

<前回号である第37回記事> 

【復刻・民泊革命(第37回)】 無許可民泊の通報サービスは?