【第32回】新法を見据えた動き『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

先日、札幌で民泊ホストが集まり「新法対策検討会」「民泊ホスト新年会」が開催されました。

1月26日(金)には「不動産業関連制度の改正等に伴う説明会(札幌市)」
(https://www.zennichi.or.jp/wp-content/uploads/2017/11/ffda5c53e567ad1aa3fb1410b11fcea5.pdf)が、予定されています。

ほかには自民党本部では賃貸議連が開催され、札幌地元国会議員からは「民泊新法が出来たのは良いが、過度な規制をすると不法民泊が増えることになる。優良事業者を国の責務で育成し、優良事業者には規制を緩和すべき。ホテル・旅館と民泊の需給見通しが立っておらず、札幌市内では、今後ホテルが急増し、どちらの営業も影響が出る可能性がある。需給見通しを明確に示すこと」といった発言がされています。

様々な立場・レベルで民泊新法(住宅宿泊事業法)を見据えた動きが活発化、準備が急ピッチで慌ただしく進められています。

大変な作業ではありますが、「大変」は 大きく変わると書きます。

民泊新法(住宅宿泊事業法)交付をきっかけに民泊ホスト・ゲストにとっても不利益が発生しないよう大小様々な動きに注視していきます。

南邦彦(みなみ・くにひこ) /一般社団法人北海道民泊観光協会 代表理事
元保育士養成施設教科専任教員。2014年より障がい者雇用で民泊管理・民泊清掃事業をスタート。北大公共政策大学院卒。公共政策学士。