「第69回さっぽろ雪まつり」が、大通り・すすきの会場で、2月5日(月)から12日(月・振)まで盛大に開催をされます。
さっぽろ雪まつりによる経済効果は329億円(第65回に実施した観光消費額調査)であり、経済波及効果を算出した結果、419億円(札幌市の産業連間接効果を含む)となりました。ただし、パックツアーを利用している道外客については、交通費等が出発地で支払われており、調査した消費額に反映されていないため、実際の経済波及効果はこの額を上回ります。
雪まつり期間中はプロジェクションマッピング上映も行われています。大雪像に映像を投影するプロジェクションマッピングの上映も人気です・昼夜を問わず多くの来場者を魅了しています。 昨年の68回さっぽろ雪まつりの観客数は264万人で内48%が札幌市民、道内が33%、道外が14%、そして外国からは約13万人が、さっぽろ雪まつりに来場して楽しみました。
更にイベント終了後も大雪像をショベルカーが解体する作業を見ることを楽しみにしている人たちもおります。 札幌市内に約1500室あると言われている民泊物件もほぼ満室の状況です。
私たち民泊清掃チームは大繁忙期となります。 既存の清掃チームでは手が回りません。就労支援事業所の利用者さんに大きな負担を依頼することも難しく、ひきこもり・ニートと呼ばれる課題を抱えた若者にヘルプを依頼します。 過去にも数名が参加をしてくれました。 我々の業務、民泊清掃に興味を持ってくれただけでも大変うれしい限りです。 彼らには清掃チームを支えるような作業を担当してもらいます。例えば、シャンプーなどの詰め替え作業があります。単純作業ではありますがゲストがシャワーを使用しシャンプーが空だったら、どんなに残念な思いをするでしょうか。 補助的な役割ですが、民泊清掃現場は細かい作業の連続のため、ちょっとしたヘルプがとても助かるのでした。
南邦彦(みなみ・くにひこ) /一般社団法人北海道民泊観光協会 代表理事
元保育士養成施設教科専任教員。2014年より障がい者雇用で民泊管理・民泊清掃事業をスタート。北大公共政策大学院卒。公共政策学士。